響いた声がこだまし遠くに消えた
歪な果実の味を覚えてしまった

たぶんきっと間違いだって
そういつも誤魔化してきたんだ
おかしいよ 勘違いだって
この世界が間違ってるんだ

どうしようもない痛みにほら
耐えてみてよ
耐えてみてよ

本当しょうもない悩みに今
殴られては
張り裂けそうだ

たぶんきっと間違いだって
そういつも誤魔化してきたんだ
おかしいよ 勘違いだって
この世界が間違ってるんだ

たぶんきっと間違いだって
そういつも誤魔化してきたんだ
もういいよ 勘違いだって
この世界に
僕はもういらない
僕はもういらない
僕はもういらない
僕はもういらない

まだ覚えている
流れ星を見た
あの冷える日のこと
珍しく僕は薄着で
吹きつける風は痛く
こんなこともあるよなって呟いた

だけど気づいたんだ 凍えて

いつから雪は降ってたんだ？
予報なんて見忘れてるんだ！
寂しいぐらいにひとりの道を歩いて
心だけで繋がれたら
鼓動だけを感じれたら
さよならは要らないのに

あの言葉が思い出せなくて
ずっと探してる

ランドセル背負った
子供を通り過ぎて
役割演じる今日も
繰り返している楽観と
仲良くやるだけの事なんだ
それだけで充分だって
言い聞かせた

どうして？

届かないこの想いが
最初からなかったように
忘れることだけ試して
それでもまだ忘れられない！

いつから雪は降ってたんだ？
予報なんて見忘れてるんだ！
寂しいぐらいにひとりの道を歩いて
心だけで繋がれたら
鼓動だけを感じれたら
さよならは要らないのに

涙の場所を知ってるんだ
凍る前に行き着かなきゃ
優しいくらいにひとりぼっちの旅路で
いつか君に出会えるかな
その時はやってくるのかな
目の前すら見えないのに

あの言葉を思い出せたとき
君を待っている

毎日 悩んでばかりの
日々を 終わりにしたいんだ

朝に 僕は目覚めた
何故か 涙が出ていたんだ

｢後ろめたいことばかり
考えてもしょうがない
前向いてもどうしようもないときは
逃げたって構わないよ
その日の天使たちは
きっと君を見逃すから
信じて｣

誰かに 抱きしめられた
温度が まだ残っていたんだ

そういや 言われた言葉
続きを思い出してたんだ

｢二度とはもう出会えない
一度だけ言うよ
だからね よく聞いて
君の知らない場所で
遠くから見守っている
その日の天使たちは
あなたの命になるから
生きて｣

あー、もう
強く叩いた
音は途絶えた
新しい日々をくれて
どうもありがとう

朝の微笑み 希望
あの子に流れている血潮
伸びていく道と
おはようとさよなら
後ろ向きに走りたい気分
だけど進まないと
置いてかれてしまうよ

始業のチャイムが鳴る

真っ黒な海洋に 沈んでく私
手を伸ばしても無駄で ひとり
ふたり さんにん
心 おしつぶすの

全てを受け入れて 飲み込まれていく
浮き上がる力もない ひとり
そっと めをとじ
ひかりを ゆめみている

どれだけもがいても 意味がない
答えは分からない 出口はないの
沈み続けてる いつまでも
抗わなければさ 痛みもないの
でもなんだか 少し痛い
逃げ場はない

涙を流しても 未来は見えない
また繰り返している ひとり
ふわり うたうの
きっと いみはあるはず

真っ黒な海洋に 溶けていく
だんだん心地よく 感じるような
残酷な世界は 限りなく静かに
広がって 溢れていくの
落ちてゆくよ その先に誰かいるの

いつか君が見てたあの映画の最後
意味がわからなくて
少し前に見返してみたけど
途中で消した

夕方に流れたメロディだけ
頭の中 反芻して
繰り返しの先にある終わりを
怖がっていたんだ

また明日も

いつまでも僕は手を振って
見送るばかりの日々なんだ
君の手をまた繋げないで
気づけばいつも一人だった

言葉は絡まって意味を失くした
過去から今日まで何を感じた？

同じ空見上げてるはずなのになぜか
思うことは違ってて
それを奇跡と呼んだんだ
日々の大げさな言葉
真面目に聞いてくれた
君が苦しいなら
それを和らげてみたいんだ

狭い箱の中で
正しく生きていくだけが
全てじゃないんだよ

言い訳も嘘でもなんでも
言えばいいよ
それでもなんにも
変わりはしないだろうけど

｢もう逃げてもいい？｣
君は決めてる
それでいいのさ

ふいに雨はやんだ
そして笑顔になった
太陽の下に立って
腕を広げていた

いつまでもそばにいて
離さないように
花は生まれてきたよ、
さあ、育てよう
ただ笑いあえるようにさ
ずっと

あなたがいるだけで
それだけでこんな世界は光る
あなたがいるだけで
それだけでこんな世界は光る

きっと

運命を信じていた
永遠を望んでいた
夢を見れるまで
夢を描いていた

目を閉じてしまうとき
ただそばにいてほしい
悲しみで染まるとき
ただ抱きしめて

君の手をそっと引いて
美しいあの世界へ
羽ばたいてしまおうか
ほら、聞いて
懐かしいあのメロディー
歌うよ

いつまでもそばにいて
離さないように
花は生まれてきたよ、
さあ、育てよう
ただ笑いあえるようにさ
ずっと

あなたがいるだけで
それだけでこんな世界は光る
あなたがいるだけで
それだけでこんな世界は光る
あなたがいるだけで
それだけでこんな世界は光る
あなたがいるだけで
それだけでこんな世界は光る

きっと…

手が動かないよ
笑顔が怖いよ
目が開かないよ
目覚ましが怖いよ

もう全部くだらない

宇宙船に乗り込みたいよ
美しい景色を見た後
せーので飛びたいよ
せーので飛びたいよ

あなたがいる場所に

強迫的な観念が近い
逃げていたい
届かない方に

絵の具が乾いた
手を伸ばしてみた
変な線をただ引いた
今日も良い日になった

聞かれた
｢本当に？｣

後天的な壁がもう、高い
ぶつかって痛い
｢時間稼ぎ？｣

強迫的な観念が近い
逃げていたい
｢届かない…｣