触れたら壊れてしまうような
思い出にわざと触れてみて壊す
写真すら残してない道
もう一度見たくなった

｢↑洋食｣とテープで示した建物は
今日を最後に一度閉まるらしい
記憶はいつか消えてしまうもの

だけど
ちょっと寂しいから
とりとめもないこと
少し歌うよ
秋葉原でまた会おう
それだけが合言葉

泣いてなんかないよ
泣いてなんかない絶対
泣いてなんかないけど
ちょっと寂しいのさ
泣いてなんかないよ
泣いてなんかない絶対
泣いてなんかないけど
ちょっと寂しいのさ

別に今はそんな気分じゃない
だけど行かなきゃ気が済まない
なら行こうよ
息のしやすいあの場所へ

朝に起きれない
紐を結べない
嫌なことから逃げ出したい
…って言ってても時間は進んでく

馬鹿かもしれない
ドジかもしれない
そんなんだけど生きていたい
一丁前の願いぶら下げて

｢もういいかい？｣｢まだだよ｣
…早とちり
だけどよく言えば準備万端！

誰もが間違って生きてる
正しいことなんかない世界
だと思って一つやり過ごしてみる
意味があるなんて言いきれない
だからこそちゃんと生きてみたい
今、行こうよ
何もかも受け入れる街へ

天使の居場所は一つじゃないこと
この街は知ってる
人混みの中で振り返って
微笑みかけるだろう

｢ねえ 今、時間あるでしょ？｣
望んでないんだよ
あなたじゃないんだよ
見つからないくせして頼らない
お金は大事だよ

僕は何もかもを
この街のせいにしている
触れたような気がして
見つめ直したら嘘だった

いつもそうだ
解りあって楽しそうなあの日
何もかもがすれ違って
ただ交わらない今

揺れ動く火に間違って触れて
そうじゃないのに
もう手遅れになりそうで
だけど気付かないまま

君の好意が傍にあって
当たり前じゃないのに
僕はそれをすぐにキャンセル
そして卑屈な今

夢のようにはいかないって
分かってはいるのに
既に閉じたドアに立って
ノブを握ったまま

全部戻せるなら
戻したいよねって吐き出した
笑おう
さよならの意味も見過ごして

僕は戻りたい！あの頃に。
僕は戻りたい！あの頃に。
僕が戻りたいあの頃に、
思い出はないけど。
僕は戻りたい！あの頃に。
僕は戻りたい！あの頃に。
僕が戻りたいあの頃に、
思い出はないけど。

いつか 手を引かれて
連れて行かれたあの公園の面影
思い出せなくて今 泣いていた

全部戻せるなら
戻したいよねって吐き出した
笑おう
さよならの意味も見過ごして

僕は戻りたい！あの頃に。
僕は戻りたい！あの頃に。
僕が戻りたいあの頃に、
思い出はないけど。
僕は戻りたい！あの頃に。
僕は戻りたい！あの頃に。
僕が戻りたいあの頃に、
思い出はないけど。

きっと待っている。
きっと待っている。
きっと待っている。
ずっと待っている。